大腿骨頭壊死という病
ここで正式名称、『特発性大腿骨頭壊死』 について簡単に説明を書いておきます。
以下 難病情報センターの記述を引用 ↓
「特発性大腿骨頭壊死」
大腿骨頭の一部が、血流の低下により壊死(骨が腐った状態ではなく、血が通わなくなって骨組織が死んだ状態)に陥った状態です。
骨壊死が起こること(発生)と、痛みが出現すること(発症)、には時間的に差があることに注意が必要です。
つまり、骨壊死があるだけでは痛みはありません。
骨壊死に陥った部分が潰れることにより、痛みが出現します。したがって、骨壊死はあっても、壊死の範囲が小さい場合などでは生涯にわたり痛みをきたさないこともあります。
治療法は下記の通り
(1) 保存療法
壊死の大きさや位置から 予後 がよいと判断できる場合や症状がない場合は保存療法の適応です。
(2)手術療法
自覚症状があり圧潰の進行が予想されるときは速やかに手術適応を決定します。若年者においては自分の関節を残す骨切り術が第一選択となりますが、壊死範囲の大きい場合や 骨頭圧潰が進んだ症例、高齢者などでは人工関節置換術が必要となることもあります。
、、、、という病気で、つまり壊死範囲の小さな軽症なら殆ど生活に支障がでないが、私のように壊死範囲が広くて痛みが出ている重症の場合は、自然治癒はほぼ無い指定難病です。
原因ははっきりと解明されている訳ではないですが、要因としてあげられるのは、ステロイドを多量に接種した方や(私のケース)、アルコールなども考えられる様です。
壊死しただけでは痛みは出ません。
その部分が圧縮、要は「潰れた」時に初めて『痛っ!』となります。
「アレは前兆だったんだな〜」と思える症状が発症の半年前くらいからありました。
それが前に書いた 踵の痛み です。
その時のMRI 撮ってたら何か出来たかもしれない、、と後悔しましたが、お医者さま曰く、早く分かっても潰れる時は潰れる、みたいです😖😖😖
でももし本当に潰れて激痛が来る前に、私が今やっている治療を始めていたら、結果が出るのは早かったかもしれないと素人ながら想像しています。
なので、ステロイドを一日に15mg 以上飲んだことのある方は、安心する為にも一度担当医に頼んでMRI を撮って欲しいと思います。 何もなければ安心して過ごせますからね😀😀
どんな症状でも同じですが、火種は小さいうちに消すのが一番です。
私は身体が教えてくれていた小さな「危険信号」を見過ごしていました。
どんな大きな病も、その病の種が大きくなる前に、必ず身体はサインをくれます。
これは色んな病気をした私が肌で感じている事実です。
せっかく知らせてくれている小さなサインをキャッチして、即対応するだけでその後の人生が大きく変わると思います。
もちろん今は病気もある意味で「天からの贈り物」と受け止めています。
この考えに辿り着くまではずいぶん遠回りしましたが、、、。
そんな話も追々書いていきます、